8月9日PTS株価下落率ランキングと要因

1位：<7036>イーエムネットジャパン(-19.96%)

<7036>イーエムネットジャパン　1,002円(-2.34%)

8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比55.4％減の5000万円に大きく落ち込んだ。併せて、通期の同利益を従来予想の5億0100万円→8700万円(前期は2億3800万円)に82.6％下方修正し、一転して63.4％減益見通しとなった。

会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益は前年同期比70.6％減の3700万円に大きく落ち込む計算になる。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の経常損益は1200万円の赤字(前年同期は500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.3％→-5.5％に急悪化した。

2位：<4442>バルテス(-18.72%)

<4442>バルテス　3,740円(+2.61%)

8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比56.9％減の0.8億円に大きく落ち込み、通期計画の12.3億円に対する進捗率は7.1％にとどまり、4年平均の12.4％も下回った。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の10.1％→3.4％に急低下した。

3位：<7794>イーディーピー(-18.51%)

<7794>イーディーピー　2,334円(+1.21%)

8月9日大引け後(17:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は0.2億円の赤字(前年同期は2.7億円の黒字)に転落した。併せて、従来の通期業績予想(経常利益は14.5億円)を取り下げ、未定に変更した。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の41.6％→-148.6％に急悪化した。

4位：<6579>ログリー(-17.36%)

<6579>ログリー　812円(-3.22%)

8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2700万円の赤字(前年同期は3000万円の黒字)に転落した。併せて、通期の同損益を従来予想の3000万円の黒字→5200万円の赤字(前期は1億3100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の5.6％→-5.1％に急悪化した。

5位：<9553>マイクロアド(-17.21%)

<9553>マイクロアド　5,810円(+5.83%)

8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比52.9％増の7億4600万円に拡大し、通期計画の9億2500万円に対する進捗率は80.6％となり、前年同期の82.4％とほぼ同水準だった。

会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-9月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比72.1％増の1億7900万円に拡大する計算になる。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.9％減の5400万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.4％→3.7％に悪化した。

6位：<5029>サークレイス(-17%)

<5029>サークレイス　741円(-1.46%)

8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は5900万円の赤字(前年同期は300万円の黒字)に転落した。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の1.3％→-9.1％に急悪化した。

7位：<9342>スマサポ(-14.24%)

<9342>スマサポ　1,657円(-0.84%)

8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の最終損益(非連結)は9700万円の赤字(前年同期は3700万円の黒字)に転落した。併せて、従来予想の通期の最終利益従来予想の1億4000万円を取り下げ、未定に変更した。

8位：<7990>グローブライド(-13.52%)

<7990>グローブライド　2,359円(+2.74%)

8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.1％減の45.8億円に減った。併せて、通期の同利益を従来予想の123億円→76億円(前期は126億円)に38.2％下方修正し、減益率が2.8％減→40.0％減に拡大する見通しとなった。同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の97億円→63億円(前年同期は102億円)に35.1％下方修正し、減益率が5.4％減→38.6％減に拡大する見通しとなった。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の14.6％→11.8％に低下した。

9位：<3970>イノベーション(-12.5%)

<3970>イノベーション　1,680円(-1.87%)

8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比41.2％減の9000万円に落ち込み、通期計画の8億4900万円に対する進捗率は10.6％にとどまり、5年平均の23.8％も下回った。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の13.6％→8.7％に大幅低下した。

10位：<3963>シンクロ・フード(-11.88%)

<3963>シンクロ・フード　686円(+1.48%)

8月9日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.6％増の1.8億円に伸びたが、通期計画の10億円に対する進捗率は18.3％となり、5年平均の18.1％とほぼ同水準だった。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の26.7％→21.8％に低下した。

詳細はKabutanより引用

注：出来高1,000株以下・超低位株は除く・21時頃時点のランキング