9月27日PTS株価騰落率ランキングと要因

上昇率BEST10
下落率BEST10

上昇率BEST10

1位：<3677>システム情報　894円(+20.16%)

　9月27日大引け後(17:00)に配当修正を発表。ＭＢＯに伴い、従来19円を計画していた23年9月期の期末一括配当を見送る方針とした。

2位：<5957>日東精工　652円(+18.12%)

　２７日の取引終了後、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応方針を発表した。ＰＢＲ（株価純資産倍率）が１倍を下回る状況にあるなか、財務戦略として、２５年１２月期までの中期経営計画期間を対象に、１株１８円を下限とした配当維持または増配を行う累進配当を導入する。余剰資金の変動に応じた機動的な自己株式取得を実施する方針も示した。２５年１２月期にＰＢＲ１倍以上を目指す。

　同社が２月に公表した中期経営計画では、２５年１２月期に売上高を６００億円（２２年１２月期実績は４４０億２１００万円）、営業利益を５１億６０００万円（同２９億３１００万円）に伸ばす目標を掲げた。ＲＯＩＣ（投下資本利益率）は８．０％以上（同５．７％）、ＲＯＥ（自己資本利益率）は９．０％以上（同６．１％）を目指す。今後、中期計画の戦略と連動させてＰＢＲ１倍割れの状況に対処していく方針だ。

3位：<7039>ブリッジインターナショナル　2,005.1円(+12.27%)

<7039>ブリッジインターナショナル　1,786円(+0.51%)

　9月27日大引け後(15:00)に配当修正を発表。従来無配としていた23年12月期の期末一括配当は35円(前期は無配)実施する方針とした。

4位：<9716>乃村工藝社　991円(+9.87%)

<9716>乃村工藝社　902円(+1.01%)

　9月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の13億円→23億円(前年同期は11.4億円)に76.9％上方修正し、増益率が13.9％増→2.0倍に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の41.5億円→44億円(前期は32.4億円)に6.0％上方修正し、増益率が27.8％増→35.6％増に拡大する見通しとなった。

5位：<6082>ライドオンエクスプレスホールディングス　1,064円(+6.19%)

<6082>ライドオンエクスプレスホールディングス　1,002円(+0.1%)

　9月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の6.1億円→8.9億円(前期は10.9億円)に45.9％上方修正し、減益率が44.5％減→19.0％減に縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の0.1億円→2.7億円(前年同期は4億円)に16倍上方修正し、減益率が95.6％減→31.8％減に縮小する見通しとなった。

下落率BEST10

1位：<3726>フォーシーズＨＤ　495円(-10%)

<3726>フォーシーズＨＤ　550円(+4.96%)

材料なし

2位：<5702>大紀アルミニウム工業所　1,345円(-7.24%)

<5702>大紀アルミニウム工業所　1,345円(+0.75%)

　9月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→33.7億円(前期は138億円)に66.6％下方修正し、減益率が27.4％減→75.7％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の40.8億円→22.8億円(前年同期は109億円)に44.1％下方修正し、減益率が62.7％減→79.1％減に拡大する見通しとなった。